
みなさま、初めまして。金上達之(かながみたつゆき)です。
夏の市議会議員選挙で、嵯峨サダ子市議団長に代わり市政に挑戦する決意をしました。嵯峨団長が長年にわたって築いてきた、地域の皆さんとの絆や信頼を受け継ぎ、より一層強いものとして、命とくらしを守る活動に邁進する所存です。皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます
私は3歳の時に、現在も住む太白区日本平に引っ越してきました。およそ50年になります。上野山小、山田中で学び、仙台一高卒業後、市内の広告代理店に就職、4年前に退職して、現在フリーランスで広告デザインの仕事をしています。
今から約25年前、勤務していた会社が業績不振を理由に、会社解散・従業員解雇の提案をしてきました。それまでにも賃金カットや遅配などの劣悪な状況に置かれていた私たち従業員は、即座に労働組合を結成し、私は労働組合の役員にもなりました。大きな横断幕もつくり、連日大宣伝したり、東京の本社まで行って団体交渉したりしました。その時にお世話になったのが県労連の各労働組合でした。皆さんのご支援により、解散撤回、雇用の確保を勝ち取り、その後経営陣の撤退を受けて新会社として存続することができました。
それから間もなく、長崎で行われた原水禁大会に組合から派遣され参加しました。その宿舎での晩、遠藤いく子さんや亡くなった山脇武治さんとお話する中で、自身の中にある日本共産党への共感、思いを再確認し、入党しました。労働争議を闘う中で、常にその先頭にいたのは日本共産党の方々でした。「本当に親身になって、困っている人の相談になり、わがことのように一緒に闘ってくれるのが日本共産党だ。私もその一員になろう」と決意しました。
今、非正規労働者がふえ、実質賃金も低下し、労働者の生活と権利は大変な後退を余儀なくされています。「働くものは声を上げよう」私の経験から、強く訴えたいと思います。
また私は今、高齢の両親と同居しています。医療と介護は私にとっても切実な問題です。今、何とかしなければと思っているのが、4病院の再編統合です。太白区の西の地域は、高齢化が進んでおり、八木山から日赤病院がなくなったら大変です。町内会先頭に反対運動が進められていますが、私もその一員として頑張る決意です。先日、仙台市でも補聴器購入に公的助成を求める運動が始まりました。全国では106自治体で実現しており、ぜひ仙台でも実現したいと思います。
高齢者の医療費の自己負担が引き上げられ、介護保険料の増額や国民年金の納付期間延長も取りざたされています。みんなが安心して老後を暮らせる社会を実現するのは政治の責任だと思います。私もその先頭に立って頑張っていきたいと思います。
夏の市議会議員選挙まで、残りわずかとなりました。私は全くの新人ですので、人の何倍も努力が必要だと思います。ぜひ皆さんの絶大なお力もお借りして、なんとしても市議会へと思っております。どうかよろしくお願いいたします。