・4病院再編移転計画はストップ

現在、救急患者の搬送件数は日赤病院と東北労災病院で仙台市内の 1 割を担ってい
ます。これらを仙台市外へ移転することは、その他の医療機関への負担の増大を意味します。各病院は現在地周辺で存続・設備更新を行い、その他の地域には県が責任をもって県立の医療機関を新設して、県内全体の救急医療の底上げを図るべきです。
・学校給食費は無料に

義務教育は無償であることが基本です。給食も教育の一環であると考えます。であるならば、授業料や教科書代と同様、義務教育においては給食費も無料となるべきです。このところの物価高騰が家庭を直撃し、食事を給食に頼る子どもがたくさんいます。
宮城県でも 23 年度から富谷市など多くの自治体が学校給食を無料化します。仙台市に対しても無料化を強く求めていきます。
・子ども医療費18歳まで無料に

宮城県内では多くの自治体が 18 歳までの子どもの医療費を無料としています。仙台市では対象年齢を 15 歳まで、さらに一部自己負担が残っているなど、不十分なものです。早急に子ども医療費助成の拡充を図るよう、仙台市に訴えてまいります。
・学都フリーパスを全市域に広げ、通学を支援

学都仙台フリーパスは、学生や生徒児童の通学を支援する制度ですが、適用は仙台市営バス・地下鉄に限られ、宮城交通しか通っていない地域ではこのフリーパスは利用できません。同じ仙台に住んでいながら、あまりにも大きな格差です。これを解消し、宮城交通や他の事業者でも使えるように制度を拡大するよう、仙台市に働きかけます。
・安心して暮らしていける地域交通を
既存の路線バス等に加え、地域コミュニティバスやオンデマンドタクシーなど、地域の皆様のご意見、ご要望をお聞きしながら皆さんの生活の足を確保する取り組みを進めてまいります
・補聴器購入への助成制度を創設
加齢性難聴が認知症の引き金となることが広く知られています。難聴によるコミュニケーション不足、社会からの孤立を防ぎ、認知症を予防するために、高齢者の補聴器購入に助成を行うことを仙台市
に求めてまいります。